取り上げる部分で、その人は善人にも悪人にもなりえる近代の恐ろしさ

近年はネットの発達によって
大きな権力のない一市民が意見を発信したり、
数回のツイートで世界中にムーブメントを起こすような出来事が増えてきました。

中東諸国の革命もそのエリアに住む人の数少ないツイートがきっかけになったといいますし、個人の小さい疑問やアイデアが大きなビジネスに変化したり。

それは色々なところで起こっており、ここ最近話題となっている
東京都議会のヤジ問題などを見て非常に実感しました。

経済大国日本の首都議会とはいえ、世界的にみれば小規模議会での1シーンが各国の報道機関にも取り上げられるようになったのはまさにネットの威力でしょう。

この一件、世界的に取り上げられてる！？

いろんな各国のメディア取り上げられてるのはびっくりしました。

BBC

BBC News - Japan lawmaker admits to sexist remark

CNN

Outrage follows sexist outburst at Tokyo meeting - CNN.com

JRT

Tokyo Assemblyman Apologizes for Heckling Female Councillor - Japan Real Time - WSJ

Welt de(ドイツ)

Der Ärger mit Japans Machos - Nachrichten - DIE WELT

そして、そのどれもが、”男女平等のこの時代になんてことを男性議員は言うんだ！？”　的な論調になっていました。

本質的にどうなん？　本当にそういう結論なのか？

色々書きますが、
この一件にかんして、筆者はどちらの肩を持つものではありません。
なぜなら当事者の両者には、他者が知りえないもっと深い言い分や背景があるかもしれないからであり、詳細が明るみに出るにつれて判断基準が変わる可能性があるからです。
そして、人間には良い部分と悪い部分が共存しており、必ずしも今回の件がその人となりの全てではないからです。

だたただ今、この時点で考えたことを書きたいと思います。

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確かにね、男女平等にしていこうという動きの中において、
お前が結婚しろ的な発言は頂けませんよ。

でも、どこかでみんな置き忘れてきたんじゃないですか？

男女平等って言っても、
男性女性は身体機能や運動能力が根本的に違っているのに、
そこに平等を求めても仕方ないし、平等にする必要もないんじゃないですか！？

女性が生理や出産前中後で大変なのに、普段通り働け！っていうのも、
将来の担い手を育てるという、ある意味重要な仕事してるのに、ケアが全くない場合があるのも、
（極論いえば、外国の例えで言えば）男女平等なんだから女も最前線の戦場に行くべく徴兵しよう！
っていうのは絶対変だと思います。

しかし！

弱みを強みに変えていきる！　なんて言葉、一時期騒がれたけど、
女性の弱みをうまく利用してずる賢く生きてるような人いてませんか？ってこと。
要するに、
”『やはり女性は大切にすべきだから保護しよう』と優しく接しようとしている世間を欺いてないか？”
ってことですよ。

各種メディアで自慢げな表情で取材を受けている女性側をみると、
本心でやってんのか？とも思うのです。

塩村文夏都議が年の差婚に関する過去のツイートを謝罪 - ライブドアニュース

痛いニュース(ﾉ∀`) : 塩村議員、過去への批判に逆ギレ 「今は考えが変わっています」 - ライブドアブログ

事件として

当初はヤジった男性議員が悪いイメージでひろまりましたが、
時間とともに女性議員にも責められるべき部分があり、
いわゆる、【”今までやってきた素行の悪いお前が言うな！！　どの口が言うとんねん？？”　的な人】　だったってことが判明しつつあり、ヤジられた原因もあるんじゃないか？という認識が素早く出てきたのは、まさしくネットの力ですよね。

それを取り上げるテレビや新聞の報道スピードが遅かったり、報道した時点でもはや本質からずれている議論をテレビで行っていたりと、ほころびが見え隠れする今日この頃です。

本当に議論＆決定すべき本質議題からそれてないか？そらしてないか？

このエントリもすこし論点がそれつつあるんですが、
たしかに男女平等にしていくべきですし、
今回のことも軽視していくべきではないでしょう。


しかし、しかしですよ！！？？

たとえば、原発問題や少子高齢化問題など、時間の問題になっているような課題が山積してるのに、そこに税金や時間を突っ込んでいる愚かさっていうのをみんな早く気付きませんか？？

『もうそこらへんでええ、そんな暇あるなら、こっちの仕事早くしろ！！』って発言したツイートや世論をまとめて報道したりするのが今後のマスコミの在り方だと思うんだけどなぁ。
  

 そして改めて今日の結論だけど、、、人だけではなく物事もでしょうけど、取り上げる部分によって、良くも悪くもなりえるっていうことであり、そこらへんを重要視して日々接していくべきだ ってことでしょう！！

良い意味でもっと優しくなれないのかな。。。人って。