有限無限

雑感、書評、セラピーの事、そして時々工学技術的なことなど…

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面白い記事は、絶妙にズレてるから面白いのかな

最近のサイトやブログの記事の多さにびっくりする。

 

いろんな論点やテーマを取り上げて、個人が思うことを思うように発信できる時代。
まさに情報が溢れ返っている時代。

 

かくいう私も情報を接種するのは嫌いじゃないので、いろんな記事を読ませてもらっている。
以前はまとめサイトでいいかなって思ってたけど、やはり自分の興味のないまとめ方をされていてもあまり興味がないから、Feedlyで、興味のあるサイトを登録しておき、すきま時間にチェックするというやり方にしている。

人々の視点論点がさまざまであることにびっくりしたり、感動したり、考えさせられたり。だれでも簡単に情報発信できるからこそ、面白い。

 

でも、最近思うんですよね。

 

面白い記事ってなんかうまい具合にズレてる。


生き方が非典型的な人

そもそも典型的な生き方から外れてる人の書く記事っていうのは、
人と大きく違うから、その人の視点や論点を断片的にブログに投下することで
読者が付くのではないか??

日本文化の中で、一般的な生き方といえばサラリーマンです。
非正規雇用も入れると、雇われ人として働いている人は、日本人口の80%近くいます。

残りの20%でさらに細分化されて特殊な生き方をされてる
冒険家/極地探検家や芸能人などなど人々の日常って、
他者からは十二分に面白いわけですよ。


極地で見る日の出やら景色などの自然現象、体験って、読ませてもらって目新しいですから。

日常からズレた経験、論点、視点を持ってる人が書く記事だから面白いんじゃない??

 


煽るのがうまいブロガー

今まで散々、『嫌なら即座に辞めちゃえばいいじゃない!! 』的なことを書きまくって、読者のアドレナリン分泌を刺激する記事

 

そんな視点で記事をガンガン出して行くのもある意味、ズレてる。

 

日常の単調な生き方で少し退屈している心に、爽やかな風を通してくるのが煽りではないでしょうかっっ!!

これもある種のズレだよな。。。


周回遅れ? あるいは違ったコースを走りまくってる?

先ほどの非典型的な生き方っていうのに近いのかもしれないけど、
あえて別カテゴリーとしておきたいと思ったので分けました。

 

人生の中で、経験するよくある出来事、たとえば、結婚、就職などのライフイベント。

 

そういうのって、昔はほぼ典型的なライフスタイルだったと思います。
タイミングがほぼ同じ。ベビーブームの時代はまさにそう。国民総典型化。

 

現代は、みんなと違うタイミングで経験していることで、
経験者の精神年齢が老若で違ったり、多様な考え方ができるために違う視点で分析評価できた人が書く記事。

 

そういう諸々の絶妙なズレが面白いのかなって。。。

 

で、、、あとがき:

 

後から言うのは簡単 「ソッコーで仕事を辞めるべき!」 - Chikirinの日記

 

今日はちきりんさんの日記のエントリーをヒントに書いてみました。

 

でも、なんだか、これも思うんですよ。

 

この筆者、ゆるく考えられるのも、ハードルを下げて人生の期待値を下げられるのも、

(他者の価値観を度外視できて)自分のあたまで考えまくれるのも、失礼だけど、、、典型的なライフスタイルからズレてるからじゃないかなと。


きっと独身で守るべきものってそんなに持ってない。

 

さっきの記事で、簡単に辞められないって書いてるけど、そんなの典型的な人々視点から見たら当たり前やん。

第三者からみたら取るに足らないような価値観でも、当事者から言えば命と引き換えにしても譲れない価値観だったりするわけです。