嫌ならやめればいいのに。。。って簡単に言っても、
それでも日本のサラリーマンって簡単にやめませんよね。
あの原因をツラツラと考えていて、思いつくままに書き綴っておこうと思う。
おそらくこの記録も数年、数十年後に読みかえしたり、読まれたとき
当時の時代背景や人々はそんな考え方をしていたのか。と残ってくれたらうれしい。
1)まず時間がない
何はなくともサラリーマンには時間が無い。
サラリーマンの定時はよく言うように9~17時だ。つまり8h
起床~朝食含む身支度を1h、職場へ通勤(往復)を1.5h、
洗濯掃除風呂トイレなど雑用で1.5h、夕飯1h、睡眠時間を7hとしても
ここまで合計20時間。
残業ゼロと仮定してですよ。
もちろんぴったり定刻に会社に出社退社なんてできませんから、何だかんだでスキマ時間があったりなんかしますよね。それにちょっとしたリラックスもしたいし、常に張りつめて時間を惜しむ行動には、、、できないですよね。マルっと何もしたくないときもあるでしょうし。だから、それだけで2時間くらいロスはあると思います。
そう考えると、1日2時間しか自由時間はないんですよ。事実上ね。
(8時間が労働時間というのも近年に定められたそうですが、それはまたのお話しで。)
そして人間の一番生産性のいい時間を会社に個人が売ることで、会社からお金を貰っているわけです。
2) 何のために学ぶのか目的が持てない
目標を持てる人が聞けば、『はぁ?何のためだとぉ??』ってなりますよね。
でも結構な人がそう思っているはず。
サラリーマン人生{
for i = 入社 to 定年
出勤~仕事~退勤
if { 会社を辞めたくなるイベント発生⇒ 大抵あきらめの境地
}else{退社、でもめっちゃ低い確率 }
i = i + 1
}
たとえ公私で色んなイベントが発生しても、上のような感じですよね。
これってサラリーマン経験が長い人しか味わえない感覚だと思うんです。
数年やっただけで、サラリーマン辞めちゃえって声高にいうYoutuberの皆さんは
意見として尊重できても受け入れられないのはそういうとこですよ。
キャリア短いし長続きしなかったくせに何言うとるか??ってね。
(もちろんYoutuberの意見も一理あって、尊重してますけれど)
そんな毎日を過ごし、慣れ親しんだライフスタイルの人が、
突如何をゴールにしていいのかわからずに学べるのか?
”知的好奇心を満たすために、英会話学校に行く” とかたまに聞きますが、
そんなの稀有ですし長続きしませんよ。
使わないスキルって欲しいですか?
大抵の人は要らないだろうし、持っていても劣化していきます。
3) 会社で働いていて、大きな視点が持てない
学ばないと生きていけないような環境にない人が学ぶでしょうか。
ある意味、楽
ある意味、管理されすぎ
私はこのことを”透明な壁の大きな水槽に閉じ込められた魚”に例えて想起してしまいます。囚人でないにせよ、自分の見える世界は広い、、、ように見えるだけなのが
会社内しか見えない人生を送るわけですよ。
そんな生き方していて大きな視点もて!って言われて持てるのか?
んなもん、まぁ珍しい人しか持てませんよ。
それに学ばれすぎて経営陣に牙をむきだした社員なんてめんどくさいだけでしょ。
だったらニコニコして聞き分けあるような態度をとる人間が重宝されるという仕組みです。もちろん、そんな社員が良い仕事できるとは思わないんだけどねww
結局
日本の社会人というのは、時間の制約もあるし、目的も持てないような巧妙な手口で培われた日本型サラリーマン文化にはまったら学べるものも学べませんってことです。
だから、会社にいて学ぶ なんてことは事実上無理でしょう。
だから会社を辞めないんだろうけど。いや、辞められないんだろうけど。