信長は、人生五十年と言って最期の舞を舞った。
時が流れて、今、人生は八十余年
現代人は一般的に言って、三十年も多く生きることができる。
■一般的な日数 3万
一般的統計に言われるのは、平均寿命は八十年
しかし、そうだろうか。
それはあくまで、”平均的に言って”の断り付きなのだ。
そのデータも大なり小なり違いや乱雑さがあるかもしれないが、
平均値を頂点とした左右対称な山なりの正規分布のグラフになるんだろう。
長生きしたい人は、その山の向こうにある分布に属したいと思うだろう。
わかくとも すえをたよりにおもうなよ むじょうのかぜは ときをきらわず
お盆休みの時に、目にしたご詠歌のひとつ。
今風に解釈すれば、”いつやるの?今でしょ?” かもしれないし、
”将来のことを当てにし過ぎたらだめだよ。お迎えいつ来るかわかんないんだから”
かもしれない。
昔に比べ現代は平和で、科学的にも発達した。(もちろん、ある程度ね)
だから、突然紛争や事故に巻き込まれたり、
普段大抵の病なら治癒可能だから、こじらせて悪くなったり
産業革命やIT革命で生活は便利になったし、”ある程度”の災害予知ができるから
危険な場所に行ってしまうような、
そんなリスクは減ったわけだ。
ただ、思うのだ。やはり、人生は一般的に三万日
30,000 ÷ 365 = 82.19... で約八十年ということになる。
■可能性を探って
究極なことを言ってしまうが、人は決して平等ではない。
ごく1例だが、生れ落ちる国が、経済的に豊かな国とそうでない国なだけであっても、
格差はある。
しかし、経済的に恵まれても決して幸せとは言えない人もいる。
この世には、その逆のライフスタイルも確かに存在するし、充実した人々がいるのだ。
限られた3万日をどれだけ充実して生きていくのか。
物質的に満ち足りた現代において、精神的な幸せも含め、満足できる人生を送ることに強い意義や価値が問われていくのであろう。
少しずつだが、確実に世間が変わっていくのを感じつつ。。。
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